ナスがまずいかどうかを見分ける方法

特にナスのような栄養価の高いものはそうだ。では、ナスが悪いかどうかを見分けるにはどうすればいいのだろうか？

キュウリやピーマンのように目に見えるカビが生えるわけではないので、他の野菜と違ってナスが腐っているかどうかは必ずしも明らかではありません。ここでは、ナスが腐っていることを示す簡単な指標と、ナスの鮮度を長持ちさせる方法をいくつか紹介しよう。

悪いナスの皮は柔らかく、ぬるぬるしている

ナスが悪いかどうかを見分ける最も簡単な方法は、皮を見て触ることだ。新鮮な熟したナスは、濃い紫色の果皮で、光沢があり、硬く、触ると弾力がある。

ナスの皮がくすんで茶色く、ふにゃふにゃしていたら、そのナスは悪い。皮がぬるぬるしているのも、ナスが腐っている証拠だ。目に見えてカビが生えていたり、腐ったような臭いがしたりすれば、ナスが腐っていることは間違いない。

まだ使えるナスを捨てるのはもったいない。皮が少し柔らかかったり、買った時よりも固さが落ちていれば、まだ大丈夫でしょう。皮が完全にふにゃふにゃしていたり、陥没していたり、茶色で覆われていなければ大丈夫だ。

幸いなことに、ナスの外側に1つか2つの茶色い斑点があるだけで、ナス全体が悪いとは限らない。茶色い点を1つか2つ切り取れば、残りのナスは問題なく調理できる。

ナスを切ると、果肉が空気に触れて酸化し始め、茶色く変色する。これはまったく正常なことで、ナスが悪くなったということではない。

ナスのスライスが少し茶色か褐色に変色していても、ほとんど堅く、匂いも問題なければ、そのナスは問題ない。しかし、ナスのスライスが全体的に黒褐色で、ふにゃふにゃしていたり、腐ったような臭いがする場合は、そのナスは間違いなく悪い。

常温では、ナスは丸ごと3～4日もつ。冷蔵庫で1週間。切ったナスは冷蔵庫で3～4日持つ。

ナスがすでにカットされている場合は、カットした部分をレモン汁と塩を少々加えた水に浸しておくと、茶色く変色するのを防ぐことができる。一般的に、ナスの鮮度を長持ちさせるには、調理する直前まで切らないことだ。

ナスは水分が多いので、生のままではうまく冷凍できない。生のナスを冷凍すると、中の水分がすべて氷になり、ナスの細胞壁を押しつぶしてしまうので、解凍したときにドロドロになってしまうのだ。

ナスを冷凍するには、皮をむいて角切りか大きめの板切りにし、少量の塩と和える。切ったナスを10分ほど塩につけておくと、余分な水分が抜ける。

ナスをさっと水洗いして塩を落とす。それからナスを焼くを少量の油と一緒に400⁰Fのオーブンで、または柔らかくなるまで焼く。最後に、調理したナスを一重にして冷まし、フリーザーバッグに移して冷凍する。

ローストした冷凍ナスは冷凍庫で約1年もつ。